【化学基礎】☆共通テスト解答速報☆ | 東進ハイスクール 取手校 大学受験の予備校・塾|茨城県

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2021年 1月 17日 【化学基礎】☆共通テスト解答速報☆

◇解答

◇設問別解説

第1問
問1 物質の分類に関する問題であった。どれも基本的な物質であり、易しかった。

問2 物質に含まれる酸素原子の物質量に関する問題であった。計算自体はどれも暗算できるものであり、物質量の概念が理解できていれば解答できる。

問3 原子に含まれる陽子、価電子、中性子の数を示したグラフを基に解答する問題であった。一見グラフに戸惑った受験者もいたと思われるが、原子の構造、および電子配置が正しく理解できていれば無理なく解答できる。

問4 結晶の電気伝導性に関する文章の空欄補充問題であった。各結晶の電気伝導性に関する基本的な知識を基に解答できる。

問5 金属の反応に関する問題であった。金属のイオン化傾向の大きさと、水との反応性がきちんと整理できていたかがポイントである。

問6 化学反応式中の下線を付した物質が酸化剤としてはたらいているものを選ぶ問題であった。原子の酸化数の増減を正しく調べることができれば解答できる。

問7 溶液の濃度に関する問題であった。密度を正しく使うことができたかがポイントである。

問8 燃料電池に関する問題であった。「化学基礎」では化学電池を詳しく学習しないため戸惑った受験者も多かったと思われるが、与えられた反応式の係数比を基に解答できる。


第2問
問1
aは、塩の分類に関する問題であった。塩に関する基本的な知識を基に解答できる。
bは、陽イオン交換樹脂がもつ性質に関する文章を基に解答する問題であった。水溶液中に存在する陽イオンの価数に注意する必要がある。

問2 
aは、中和反応と塩の水溶液の性質に関する問題であった。各水溶液が酸性、中性、塩基性のいずれを示すかを考える必要がある。
bは、実験器具と操作に関する問題であった。「水溶液の希釈」に関する正しい理解が必要である。
cは、試料に含まれるH2Oの質量を求める問題であった。計算過程が複雑であり、難しかった。実験の流れが正しく理解できたかがポイントである。

 

◇新高3生アドバイス

◆はじめに
いよいよ皆さんにとって大切な一年が幕を開けました。受験勉強に不安を感じている人も多いと思いますが、共通テスト化学基礎では、教科書の内容をきちんと理解することができていれば十分に対応できる問題が出題されており、何か特別な対策をする必要はありません。教科書の内容を理解することを中心に、計画的に学習を進めていきましょう。

◆共通テスト化学基礎で求められる力
共通テスト化学基礎では、「グラフ」や「化学実験」に関連させた設問の出題がみられます。この傾向は今後も続くと思われるので、普段の学習からグラフの読み取りや、化学実験をテーマとした設問に慣れておくようにしましょう。また、従来のセンター試験と比べるとリード文がやや長い設問も見られ、読解力も必要になるため、普段から化学基礎の内容に関係のある文章を「読むこと」も意識して学習を進めましょう。

◆1学期のうちに化学基礎を一通り復習しよう!
2年生までに「化学基礎」の学習は一通り終えている人も多いと思います。ただし、教科書のはじめの方の内容は忘れてしまっている部分もあるのではないでしょうか。過去問や模試などの実践的な問題演習を積むことも大切ですが、その一方で、教科書の内容を一通り復習し直すことも重要です。まずは教科書の内容を復習し、基礎的な問題集などを使って演習も行いながら学習を進めて下さい。そして、高3の1学期のうちに教科書の復習を終え、夏からは実践的な問題をどんどん解いていきましょう。

◆模試を活用しよう!
東進の「共通テスト本番レベル模試」は、共通テストの問題をもとに出題内容や問題のレベルを分析して作られており、全国統一高校生テストを含めて年間6回実施されます。これらの模試を活用することで、問題の傾向を把握し、現状で自分に足りていない部分を知ることができます。上手く活用し、来年の本番に向けて十分な学力を身に付けていきましょう。

 

◇新高2生アドバイス

◆はじめに
「化学基礎」の教科書の内容はそれほど多いわけではなく、2年生までに一通り学習を終える高校もあると思います。そのため、低学年のうちから受験を意識して計画的に学習を進めていけば、3年生になる前にある程度の学力を身に付けることが可能です。3年生になってからでは、他の教科の学習に追われ、十分に時間がとれないことも考えられるので、2年生のうちに一通りの学習を終えてしまいましょう。

◆共通テスト化学基礎で求められる力
共通テスト化学基礎では、教科書で学習する内容に加え、「グラフ」や「実験」に関する問題が多く出題されています。また、教科書の章末問題や基礎的な問題集にはないような、やや文章が長い設問もみられるので、普段から化学基礎の内容に関係のある文章を「読むこと」も意識して勉強するようにしましょう。

◆化学物質と物質量に慣れよう!
化学基礎の学習を進めていく上で、頻繁に出てくる物質の名称や化学式はある程度覚えておく必要があります。さらに、物質を構成する原子や分子の構造などを常に頭の中でイメージすることも大切です。また、化学基礎の内容は、一度の学習だけではなかなか習得することはできないため、日頃から基礎的な問題を解くなどして、少しずつ慣れていくことが大切です。特に、化学基礎では物質量(モル)を用いた計算問題が出題されます。決して複雑な問題ではありませんので、まずは物質量(モル)の意味を正しく理解し、易しい問題の練習からはじめて下さい。

◆常に最新の情報に耳を傾けよう!
東進ハイスクールでは、共通テストの問題を徹底的に分析し、皆さんにとって有益な情報を随時発信していきます。年間6回行われる「共通テスト本番レベル模試」を積極的に受験し、万全の態勢で2年後の本番を迎えられるようにしましょう!

 

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